2019.2.18放送 TBSラジオ「アフター6ジャンクション」
出演:ライムスター宇多丸・熊崎風斗アナウンサー・TAKAHIRO宇多丸「色々個々の振り付けの話を伺いたいんですけど、我々はあ!あれかと思うのはやっぱり欅坂の一連の振り付けはアイドルの振り付け師に革命を起こしたといっては過言ではない。欅坂という本当に特異な、曲も変わってるし今までのアイドルにはありえなかった攻撃性みたいなメッセージ性というのを秘めて。で、あの戦っているというか。本当に戦っているっていう言葉がピッタリくるあの振り付け。あれはどのように生み出されたんでしょうか?」
TAKAHIRO「あれはやっぱりそこに欅坂46のメンバーの方々がいて、その子達の魅力を形にしたらああいう強い作品になった。その子達の存在をたぶん歌詞として表現したら秋元康先生はあのような強い表現になった、だから元からあったそこにいた21人から始まった、その21人の魅力なんですよ」
宇多丸「はー」
TAKAHIRO「僕なんかは本当に周りを作っただけで・・・」
宇多丸「いやいやいや、でもそれをやっぱり先ほど言ったある作品に向き合うという時にその作品を向き合って分析して咀嚼して。で、ベストと思われるバランスなり、方法論なりを当てていくというか。やはりそこはTAKAHIROさんが欅坂46という素材に物凄く誠実に向かわれた結果なのかなという風に思うんですけど・・・」
TAKAHIRO「はい、色々見る人の気持ちだったりやる人の気持ちだったり、この時だからこの振り付けが合うだったりとか、時間軸にも合わせて振り付けを考えて・・・」
TAKAHIRO「あとは歌詞を凄く大事にしているグループなので。その歌詞をどうやったら伝えられるかっていうのを話し合ったり。あとは自分がいちクリエイターとして目の前の人に向かい合う。なんだろう、やらせるじゃなくてどうやったら作れるだろうか?一緒に作り上げられるグループだと思ったんです。なので向き合うことを大事にして、それでだんだん自分達っていうスタイルが出来ているので・・・」
宇多丸「はい」
TAKAHIRO「で、今はもう一人ひとりが自分で考えて・・・」
宇多丸「おー」
TAKAHIRO「一人ひとりが自分の表現をして。だけれども欅坂46っていうアイデンティティーを持って作品に向かってくださるようになって。だから教えてもらうことが最近はいっぱいです」
宇多丸「いやいやいやいや・・・」
熊崎「はぁ~」
宇多丸「この未だに謙虚な姿勢っていうのもその凄さかもしれないけど」
熊崎「ねぇ~」
宇多丸「ちなみに世界的な最先端のダンスシーンのトレンドみたいなものと、日本のその例えば欅坂とかに振り付けする時は差がありますか?それとも同じなのか」
TAKAHIRO「あ~、なんか自分の場合はトレンドを取り入れるというよりかは彼女達の中にある、あるいは歌詞の中にある奥底から引き出すのがこのグループの魅力だなと思っていて・・・」
宇多丸「はい」
TAKAHIRO「なので、まだまだ見ぬ彼女たちのその心の中の泉から形を生み出せたらと思っているので、あまり外のトレンドを取り入れることはしていない・・・」
宇多丸「逆にトレンド的なところから発想することもあるんですか?場合によっては」
TAKAHIRO「ありますあります。例えば今ステップ系が世界中で流行ってたら入れてみようかなとか」
TAKAHIRO「あ!こういうのはあります。メンバーがバラエティー番組でやって面白かったことを振り付けの中でオマージュして入れるとか。トレンドは外からじゃなくて自分達の彼女達の日常行動の中から見えた面白い1シーンだったりとか、凄く印象的な1シーンを振りの中に入れています」
宇多丸「なるほど。やっぱそういうところからのほうが新しい物が生まれるっていう感じでしょうか?」
TAKAHIRO「はい、そう思います。なんだろうな、真似ることって凄く大事だなって思うんですね。真似て変えて新しくしたら一番カッコいいと思うんですけど、でも・・・あんまりしてないですね、欅坂は」
宇多丸「なんかその日本人ならではのダンスのかっこよさ、先ほどTAKAHIROさんがアポロシアターに挑戦された際にまさに心がけられたことだと思うけど、日本人ならではのカッコいいダンスのスタンスというか、スタイルみたいなのってやっぱりあると思いますか?」
TAKAHIRO「あると思います。たぶん日本人は意思疎通が凄く得意です」
宇多丸「うんうん」
TAKAHIRO「なので、お互いを感じ合って合わせたり揃えたりすることはとっても武器になります。あとは海外だと自分の個性をどう出していくかが武器なので、逆にそこは日本人が少し弱いところだと僕は海外に行って感じたので。逆にその個性の部分を伸ばすことで日本では新しいものなると思っています。あとは忍耐力」
宇多丸「あー、なるほど」
TAKAHIRO「忍耐力。投げない。向き合い続けられる。なので深めて向かい合い続けるっていう力。先ほども宇多丸さんがおっしゃってましたけど、そこが武器になると思っています」
宇多丸「それは強いね。武器ですよね、特に長くやっていく上では本当に強い武器ですよね」
ドヤ顔こいててもいいくらいなのに
2月20日発売の自著「ゼロは最強」(光文社)見本誌が手元に届きました。これまでの挫折やアイディアなどを書き綴りました。
2月24日・25日には4年ぶりにサイン会もやります。
直接お会いできます事を楽しみにしております:)
予約ページです→ https://t.co/rB5TPozKUT #TAKAHIRO #ゼロは最強 pic.twitter.com/yUlNiPcmXU— TAKAHIRO/上野隆博 (@TAKAHIRO_UENO_) 2019年2月15日
引用元:http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1550477873/
TAKAHIRO先生は本当に謙虚だな。けやかけもチェックしてくれてて嬉しい。
謙虚なだけでTAKAHIROさんが周りを作っただけじゃないからね絶対。
AKBの振り付けの人とかが欅も担当してたら、絶対違う欅になっちゃってたよ。
TAKAHIROさんじゃなきゃ欅は欅じゃなかったよ。
みんなTAKAHIRO先生の本買ってくれよな
じゃあ次回作は渡辺直美と志村けんの要素がある可能性が大ってことやな。
※2 そう思う。TAKAHIRO先生と共鳴したから今の欅で、アイドルアンチがファンに続々なる現象を引き起こす。波がどんどん広がってるね。
意思疎通や忍耐力ってまさに欅坂の話だもんな。本当に凄い人は自分よりも下の人からも謙虚に学ぶことができる。まあ、それができなくなって上から説教たれるようになった人のことを老害と呼ぶんだけど。
すっごく興味深く、面白い話だね。
トレンドは外からじゃなくて中からって部分とかなるほどなと。
TAKAHIRO先生これからも欅をよろしくお願いします
メンバーが羨ましい。こんな若いときに「人生の師」と呼べるような人が間近にいるなんて。
メンのダンスが全然上達しないってダンスが難しいのか?努力不足か?3~4人は明らかに足を引っ張ってる。
来週の菅田将暉のオールナイトニッポンにもTAKAHIRO先生出るぞ
※10 両方でしょう
※10
ダンスが全然上達していないって感じる時点で批評する能力も資格もないわ~
別にダンスや歌だけで選んだんじゃないから井口のような存在もいて当然!
アイドルグループが嫌ならダンスパフォーマンスアーティストグループを応援すればいいんじゃないの?
もちろん歌やダンスが大事なのは大前提だけど、アイドルは総合エンタメだからね
振り付けしてるじゃなくて一緒に向き合って作り上げてるって初めからずっと言ってるよね
本当に素敵な人だしメンバーからの尊敬もやまないわけだな
TAKAHIRO先生が少しでもテレビ出てるとみんなで見てる位だしねw
今後もグロテスクなダンスが続くのか
気持ち悪いな お前らの先生じゃねえだろ? 頭いってんの?
ダンスの巧拙やらあーだこーだw そういうのもみんなひっくるめて欅ちゃんなんだよな。その辺りを理解できないで終始色メガネかけてるヤツらに何言っても暖簾に腕押し、糠に釘だよ。完璧を求めるなら国際バレエとか、ヅカのショーでも観たら高尚な御仁は納得できる…かも(嗤)
TAKAHIRO先生がいてくれたからこそアイドル興味無しの私が平手友梨奈という子に出会って今では欅沼にハマっている。毎日充実した日を送れています。ありがとうございます。
※10 こういうやつが老害
TAKAHIRO先生深いね。振りの幅も色んなジャンル取り入れてるし、少しずつ前作のフリを混ぜたりとか凄いわ…
※17 自分より優れている、自分に新しい発見をくれる人を「先生」と呼ぶのは正しいと思いますが?
※22
加えて、むしろ「TAKAHIRO先生」ってのが愛称になってるしね
TAKAHlRO先生が未だに「21人が」と言ってくれるのが泣ける~?
例えば学校の先生には親も〇〇先生って普通に呼ぶでしょ。自分が教わってるわけじゃなくても。アンチはいちゃもんつけるにもちょっとは頭使わないと。
TAKAHIRO先生は人として素敵です。欅坂46を通じてこうした素敵な人たちが思い描く世界と出会うことが出来るのもファンとしては嬉しいし人生の宝になります。
※2
ありもしない可能性について問いを立てることも時には重要です。他を引き合いに出すことなく褒める術を学びましょう。
最近はすっかり秋元の子飼いになっちゃったからゴマすらないとね
TAKAHIRO師が彼女達と真摯に向き合う事が出来る人だから、今の欅が有るんだろうな。
同じ目線で語り合う事で内面を引き出す事が出来るかもしれないね。
響の月川監督でも同じだろう。
クリエイティブな仕事は互いに尊重しあわないと、結局どちらかがやらされてるだけになりそうだからね。いい師匠もったよ。この先も楽しみにしてます。
水戸黄門が続いてたら、新しい弥七or飛び猿役をやってそうな感じでなー
TAKAHIRO先生、本当にありがたいなあ
欅メンバーの魅力を形にした結果って発言にグッとくるね
日本人のダンスにおける強み="深く向き合える"力→歌詞をとても大切にする欅のみんなへ当てはまるものだと感じました